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Channel: Lに捧げる日記
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(デスノート・ファンイラスト) ワタリお誕生日おめでとう

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あなたの期待に応えられる確約ができません、
と小さなその人は言った。
「L」が唯一見せた弱気だった。

私は今のあなたに価値の全てを見出している訳ではない。
ドーヴァー海峡を犬かきで泳ぎ切るような努力を評価します、
と伝えると、その人ははじめて笑った。
(ように見えた)


本当は今後の努力さえいらない。あなたは既に光っている。
何より私があなた自身を欲しているのだ、とは言わなかった。
幼い彼を納得させるには明快な理由が必要だったから。

いずれ伝える時が来れば。



無償の愛情を知らぬその子は、
やがて世界を救う力になる。



___________________________________________

アワワ100%妄想文ですYOOOすみません…!

※以下、『L FILE No. 15』&デスノ映画版(L change the WorLd)のネタバレがあります











5月1日は「ワタリ」ことキルシュ=ワイミーさんのお誕生日でした。
(目を瞑っているように見えるからか)いつも冷静沈着な執事イメージのあるワタリンですが、
『L FILE No. 15』の手記など読んでおりますと、中身は結構熱い人っぽいです。

『L FILE No. 15』では天啓を得て設立したワイミーズハウスに傑物(し、神童)・Lが舞い降りたという流れ、
本編ではハウスはそもそも「L」の後継者を育てるために設けられた施設っぽい説明がされていることから、
メディアによって多少設定は異なるようです(または、もしかすると、L FILE→本編設定のように、
ワイミーズハウスの設立目的が徐々に変化していったのかも…)が、
ワタリが著名な発明家であると同時に、有能な「W」であり、
また情熱的な教育者でもある、という点は変わらないです。

たとえば、元々十分有名な人なんだから自分でやらなくてもいいのに、
仲介とか尋問とか捕縛(!)とかのややこしい実務までひっくるめてLの側に居続けたことからも、
ワタリがLのことを大切に思っていたことが分かります。
キラ事件で初めて顔出しするリスクをかぶったのはLだけじゃなかったよ。
この辺のことを考えると胸が熱くなります。

ワタリの手記などを読みますと特に、Lに対して、単なる後見人や補佐役や職業上の相棒としてではなく、
「親」という感情を隠し切れない彼の想いがバンバン伝わってきて、リアルに泣けます!
LcWでも、ミサミサに「ワタリさんってLのお父さんなんですか?」と言われて、
ワタリはすごく嬉しそうだったよね(泣)。
LcWでのワタリ亡き後のLのふるまいについては御覧のとおりです……。
涙なしには観られません。

いらんことを付け足すと、Lは原作でもアニメ版でも映画版でも、ワタリより先には逝かなかったよ。
( ´Д⊂ヽコドモダカラ
ワタリは役割上Lにとってなくてはならぬ人であり、
それと同時に、互いに相手を真に必要としていたのだと思います。


最初、「名もない孤児」としてハウスにやって来た運命の子に名を与えたのは彼だと思っています。
その後も一生彼を導き続けたLのお父さん、1日遅くなってしまったけど。
キルシュ=ワイミーさん、お誕生日おめでとうございます!

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