(デスノ-卜・ファンイラスト) ＷとＬ

　

アニメ版デスノのワタリと仔Ｌは、しっかりと手をつないで登場します。
季節は音もなく雪が降り積もるイギリス・ウィンチェスターの冬、
仔Ｌは両手にミトンを嵌め、子どもサイズのダッフルコートを着、マフラーを巻いており、靴を履いています。
そして長すぎるズボンの裾をちゃんと折り返してもらっています。何度観ても泣けます。

対照的に、『L FILE n0. 15』初出の仔Ｌは、はだしで登場します。
ゆるゆるダブダブで、明らかに体に合っていないサイズの裾の折られていないジーンズといつもの白Ｔを身につけただけで、見るからに寒そうです。
さらに全身が若干汚れた感じ（怪我のあと…？）に描写してあり、ワイミーズハウスに来る前の彼の過酷を想像させます。
また、仔Ｌは男性と思われる大きな手の大人と手を繋いでいますが、それがワタリであるかどうかは明らかにされていません。

こちらも外伝のLABBの記述によれば、ワタリとＬの出会いは、Ｌが推定8歳の時みたいです。（本文中に「推定」と書いてあります。Ｌがハウスに来た当初は生年月日もはっきりしていなかったのか、それとも情報が隠されていたのか等、理由ははっきりしません）
二桁の年齢もいかない頃です。小さい……。
それからＬが25歳になるまでの17年間、ＷとＬは一緒だったのですね。

アニメ版デスノでは、そのあたたかさと2人の絆の強さに泣き、
小畑神絵の原作設定の過酷には、Ｌのたくましさとスター性をみてまた泣けます。
ワタリとＬは一言ではいえない関係にあるよね。
まあ一言でいうと親子だけどね！
n0. 15収録の「キルシュ=ワイミーの日記」がこれまたグッときますので、未読の方は是非どうぞ！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡