(デスノート・ファンイラスト) KIRA

キラです
キラです

人間の顔はね！大体目が2つ！鼻が1つ！口が1つ！ね！
とかﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言いながらやりました。
（異常）
私には分からないことが多すぎます…。

年明けですしお年賀絵とかやりたいよねー！
と何気なくコンビニ版じゃないジャソプリミックス版デスノ1巻を開きましたら、
ちょうど月とナオミの対決シーンだったのできょうは終わりました。
このシーンは何度読み返しても凄すぎます……！

この時わずか17歳、対外的にはまだ何者でもない一高校生だった月くんが、
窮地一転、鮮やかに元FBI捜査官ナオミを陥(おとしい)れ、無慈悲に葬り去る展開に圧倒されます。
Ｌ贔屓の身としてはかなり悔しいシーン（そして、婚約者レイの仇を討つために立ち上がったナオミが敗北する、とても悲しいシーン…）でもあるんですけど。
それでもなお、この場面の月くんの鋭い切り返しにはお見事…！
と舌を巻くしかないです。

たまたまその場を通りかかった捜査員の相沢さんが気付かず通り過ぎるほど淡々と、
そして堂々と、キラ事件のキーパーソンが葬られるという、ドラマティックなシーンでもありますよね。残酷なジャッジはとても静かにおりるのだ。

ナオミとの対決の中で、特に夜神月が只者ではないと思うのは、
彼女がうっかり

「つい3ヶ月前まで私もFBIの捜査官でしたから」

と言った瞬間、

「これだ…これを利用するんだ」

と勢いづいたところです。

相手が犯罪捜査の元プロだと知って、もうだめだと思うのでなく、
逆に攻め込む情報を掴んだと目を輝かせる高3生とかすごすぎる。
対外的にはおとなしく「良識的に」、かつエレガントに振る舞い続け、
内心にはたぎる野心と激情（ナオミを「やっぱりこの女馬鹿だ！！」とかビックリマーク2つもつけて嘲ったりもする…！）を秘めた夜神月は、ものすごいギャップの人だと思っています。
月はＬと同じで、表裏とか言動の内に落差がありすぎて読者の目を眩(くら)ませますよね。そこがええんや…！

一旦腹を括(くく)った後は、強靭な精神力でもって平然と手を汚し続けた夜神君が好きです。
ものすごいのこの子、都会の舗装道路を優雅に歩んでいるように見せつつ、
同時に一寸先も見えない山中の獣道も力ずくで進んでるの。なにそれすごい。
彼を見ていると時々、『＋角館の殺人』の犯人を思い出します。なんでいきなり別の話するの？
一人の人間に並存する圧倒的落差！内心の荒涼。惹かれて止みません。ﾈ,ﾈﾀﾊﾞﾚﾁｶﾞｳﾖ…!
切れ者食わせ者で一筋縄ではいかず、法的に正しいかはさておき清濁併せ呑む大きな器をもったキラ様が、とても魅力的に見えますです！

これから1月28日の月メモリアルデー、そして2月28日の月誕に至るまで、
ずっと月月（しんせかいのかみげっかん）ですね！
弊ブログもやがみらいとづいていきたいです！