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Channel: Lに捧げる日記
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【腐・ネタバレ注意】 デス3ュ感想まとめです (後編)

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『デスノ-卜 THE MUSICAL』東 京公演 4月6日-4月29日(日 生劇場)、O阪公演 5月15日-5月17日(梅 田芸 術劇場)、名5屋公演 5月23日-24日(愛 知芸 術劇場)、閉幕おめでとうございます!


一記事の字数制限にひっかかってしまいましたので、記事を2つに分けました。
前編の続きです。



※以下、『デスノ-卜 THE MUSICAL』の絶叫感想を思いつき順で並べています。時系列やメタな話もごちゃまぜです。
※結末を含むデス3ュの致命的なネタバレがあります。ご注意くださいませ!
※偉大な先人達とかぶる100番煎じくらいの内容も平気であげています。重複ごめんなさいごめんなさい
※内容はうろおぼえでかなりぁゃιぃです。間違っていたらツッコんでいただけると嬉しいです!(土下座)
※一個人の感じたままを並べております。マイナスの感想も含まれますので、苦手な方はどうぞここで逃げてくださいませすみません!
※息するように腐妄想が混入しますすみませんすみません 





いいよ!
という方はお進みくださいませすみません。











いきなりラストシーンから・しかもはげしくネタバレてますけど












怒らないでね!
前編はこちらです。
















◇死神の身でミサに対する愛と献身をみせたレムさんとは対照的に、紛れもなく生身のヒトである月さんは人間らしい心を失っています。

◇実に嫌な顔で笑う月さん

◇レムに自滅を迫るシーンの月さんのいやらしさ、酷薄さには1ドMとして心のトキメキが止まりません!

◇月さんの机バーン(トキメキ)

◇月さんの扉バーン(トキメキ!)

◇人でなしすぎて惚れてまうやろぉぉ!!!

◇ミサを人質にとり、死神レムの命をだしにして、「僕の考えた練りに練ったシナリオ」が始まります。 ゴクリ…

◇とても攻撃的な舞台版L。
公式Lではじめて、拳銃を所持したまま、ひとり徒歩で外をうろつきます。

◇めっちゃ職質されそうな外見と挙動のLさん@かろうじて靴は履いている

◇月の指定した時間(22時過ぎ)、月の指定した大黒ふ頭の倉庫で2人きりで (人間は)2人きりで会う月とL

◇真っ暗な倉庫の入り口で、Lが何の前触れもなくいきなり「ライト」って言ったああああ!

◇その瞬間(なぜか)倉庫の明かりが点きます

◇あ、ライト=照明にひっかけたギャグなのね!

◇L 「ライト」

◇真っ暗な倉庫に潜んでいたらしい月 「やあ L」

◇しかし二回目の「ライト」があるんですけど!!!

◇Lの「ライト!」はギャグじゃないです。なぜなら二回言うからです。

◇倉庫シーンの1回分の「ライト」は灯りの意味とかけており、ほぼジョークということでいいかと思いますが、もう1回分は明らかに呼称でギャグじゃないです。
君それ何回言うねん。(震え

◇テニミュシーンから倉庫シーンまでの間に、Lの月に対する呼び方が変わっている…
(「月くん」から時々「ライト」へ)

◇テニヌ対決しただけなのに、そこまで仲良かったっけ???

◇あっ(察し


_人人人人人人人人人_
> 他にもしたんや <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


◇AAズレるほど興奮してますけど

◇幕間の想像力

◇デスノ史上初・自分の本心をL本人の前でぶちまけてみせた月さん

◇月が直接Lに「僕がキラだ」と言う唯一のデスノ-卜=デスミュ

◇「お前の悔しがる顔がどーーーーしても見たくてさ!」と異常に嬉しそうなキラ様

◇私も嬉しいです!

◇Lに素直に気持ちをぶつける月くんいとしいよいとしいよ

◇Lさんだけが唯一完全には操れていません……?

◇自由意思でしゃべるL……?
月の指示でレムに書かせた内容をLにしゃべらせているだけにしては妙な内容です……。

◇これまでデスノ-卜で操られながらも自らの意思を示そうとしたキャラクターって、
原作レイ=ペンバーの、「最期、必死に電車内を見ようとしていた」所作位じゃないかなあ

◇Lさんの精神力ぱないっていうことなのかしら?

◇それとも

◇月さんの言う、「練りに練った完璧なシナリオ」どおりではない……?

◇「実はデスノ-卜で操られてはいなかったL」説の根拠になっています。

◇公式様が答え合わせをしてくださらないので

◇真相は闇の中……

◇史上初めて、月さんを撃ったL

◇撃った(゚o゚)!

◇リュー君とともに、「……しんだ?」ってなった瞬間、ガバッと起き上がる月さん。
あとあとLの死に関する正当防衛を主張するためのフェイントです。

◇そして史上初めて、Lさんの頭に銃口を向けた月

◇初めてダイレクトにLを自分の手で葬った感ある月

◇いや精確にいうとダイレクトではないんですけど

◇あそこまで露骨に生きてるLに対してキリングアクションとった月はじめてじゃない!?

◇少なくとも月さんはLさんのことをノートで完全に操っていると思っていたのですから、Lに直接銃口を向けたり、自らLの銃に手を添える必要はなかった。

◇でも月さんはやります。
やりたかったからです。
きっとねやらずにはいられなかったからです。

◇月さんのたかぶりとおそれと勝ち誇りと恐怖と喜びと絶望と焦りとetc.があいまった、複雑な感情が爆発的に膨れ上がるさまが手に取るようだよぉ……!(涙)

◇謎めいたメッセージ(この内容こそが「Lはノートに操られてなかった」説の根拠にされています)を残したのち、Lが自らの頭に向けた銃の引き金を引きます……!

◇轟(とどろ)く銃声

◇まじか

◇月に身体を押されるまで、死んでもたっぷり数秒間は倒れないLさん 

◇目も閉じません……(涙)

◇Lを死に至らしめた月さんに、リュー君は2階から「お前やっぱ最高だよ!」と手を叩いて喜んで、階段降りてきたらもう飽きてた(早

◇早すぎやしないか

◇さっきまですごくワクワクしていたのに急に虚無に支配されるリュー君

◇原作・映画版のリュー君は月が完全に詰むまで待ちましたが、舞台版リュー君は超短気でした。
客観的には月が勝ち進んでいたというのに、リュー君自身の「飽きちゃった」という主観的な理由でポイです。

◇待ちの一手に戻ってしまったことに倦(う)み、自らのノートに「夜神月」の名前を書くリュー君と、焦る月さん

◇突如自分もあと40秒で命を失うことを告げられて、正気を失う月さん

◇真人間からノートを得て怒涛の勢いで吹っ切れていく狂気のキラ様・うらいとさんに比べて、
かきざわらいとさんには内面の苦悩が滲み出ていて、最期まで悩み抜く「人間・夜神月」を感じました。

◇そのうらいとさんもかきざわらいとさんも、ラストシーンの無様なもがきっぷりは目をそむけたくなるほど壮絶でした!

◇拳銃は音効果だけだから素通り演出できるとして、舞台版リュー君は物理的に存在しているので、原作のような肉体すり抜け演技はできません。

◇ですので、舞台の月さんはリュー君本体にはすがりつきません。
死神の足元にまとわりつきマントをひっぱるくらいで、それもすぐに絶望して離れて行きます。

◇ちょ

◇うらいとさんがしんだLさんと手をつないだああああ!!!!!(名5屋)

◇Lさんの手に握られたままだった拳銃を取り、なぜかLさんの手をそのまま離さずにリュー君を撃ちます!
もちろん弾は素通りするんですけど。

◇これ、私が観た東 京&O阪ではなかったよおおおおお!!!!!!!

◇一番びっくりしたのは既に死んでいる小池Lさんだったんじゃないかしら!

◇(いきなり手ェ握られてるんですけどー!)

◇この時のうらいとさんは、自分で殺しておきながらLにすがるっていう「助けてくれよLゥゥ!」みたいにも、
「結局僕達をおもちゃのようにもて遊んだリュークに、2人で対抗する気持ち」の発露みたいにも、どっちにも見えるるるる

◇結局苦しみに倒れ、右回り「40秒」の位置に向かって回転を始めた舞台で、粛々と運ばれていく月さん……。

◇「俺は新世界の神だァァ!」
絶叫する月さん。
しつこいですけど、舞台版月さんは、一人称が最期のみ「俺」になります。
うう~このもはや取り繕えてない感が何だかリアルで泣けます……(涙)

◇このシーン、月さんの台詞でたぶん初めて「新世界の神」という言葉が出ます。

◇そういえば舞台版のキラ様は、「新世界の神」になることをあまり主張しませんでした。
→ 歌の中で「神」というフレーズが出てきたりもしますが、その主張も世の中を変えてやる!的な感じで、原作月さんよりも新世界の神主張はひかえめな感じでした。

◇弱弱しく、しかし必死に歌いながらこときれる悲愴なかきざわらいとさん

◇うらいとさんは歌おうとはしているのですが、もう声がでない感じです。
原作そのままの留め絵(毎回ハッとします)をみせつつ、苦しみ転がります。

◇どちらもひたすらもがきながら死んでいきます……。

◇沢山の人を殺した「夜神月」は、こういうラストを迎えねばならないって分かってるんですけど。
それはわかっているんですけど。
毎回辛いです……。

◇Lは最期まで穏やかで綺麗に、月は突如取り乱し、無様にあがきながら死にます。
この対比も鮮やかなので、ほんと泣けてしまいます…… 。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。

◇倉庫には月とLの2人の死体が並び、人間は誰もいなくなります。

◇残されたリュー君は、倒れたLの頭を軽く踏みつけるなどし、足蹴にします 
→あかんやつ……

◇私はここでLが起き上がるのだと思いました。

◇もうひとひねり絶対あると思った!
だってLは犬死にしたりしないもん!

◇でもねLは起き上がらなかったよ。

◇その後リュー君はLの横に在る月の体を乱暴にひっくり返し、やおらその懐(ふところ)に手をつっこみます!

◇月の死体にどんな無体をはたらくつもりなのかと緊張にこわばる私

◇取り出したのは

◇真っ赤なりんご……。

◇リュー君が月さんのしたいから取り出したりんごは赤すぎました。

◇まるで月さんの命というか心臓というか、たましいみたいで鮮やかな赤色でした。

◇死者の懐からりんごを盗み、当然のようにかぶりつくリュー君がいやしすぎて引きました。

◇ほんと人間とは分かり合えない感ある死神ィィ

◇その後、リュー君は月の死体にも唾(つば)を吐きかけます 
→あかんやつ……

◇O阪(16日マチネ)では、この「月に唾吐き」シーンがありませんでした。

◇ええッ結末が違っているの!!??

◇と固唾を飲んで見守ったラスト名5屋ではありました。

◇かつ過去の東京2回分でもありました。

◇=O阪以外はリュー君の最後のペッがあったよ!
こうなると、O阪もほぼ自分の見逃しでしょうねえ。

◇リュー君はO阪でもやっていたけれど、たまたま私が見ていなかっただけなのだろうと思います。
でも、リュー君に16日O阪マチネ回でのみ心境の変化があったのだとしたら、これはすごいことだよ……。

◇ところで、懐にりんごを入れていたということは、

◇全てが終わったあとには、月さんはリュー君にりんごをあげるつもりだったんだね……

◇月さんはLが死んだ後、リュー君と一緒にL殺害と、新世界構築上々の滑り出しをお祝いするつもりだったんかな、とか思いますと むねが

◇ここにも悲劇性が現れていて、死神と人間の断絶に絶望します。

◇リュー君には月さんのごくささやかな「愛」は届かなかったみたい。

◇りんごを手にしたリュー君は、ふたつ転がった死体を見下ろし、
「何も残らねえ。何の意味もねえ。こういうのが一番…つまんねえんだよ……」
とひとりごちて退場します。

◇びっくりするほどハードボイルド

◇そして倒れてからまじで微動だにしない月さんとLさん

◇反射とかありますし、ちょっとくらいはビクッとかするんじゃないかと思ってオペラグラスの跡つく位見つめてたけど動かないからマジで!

◇……やがて朝がきて、夜神パパや粧裕ちゃんや日本捜査本部の面々が現場の倉庫にもやって来、それぞれが絶望に打ちひしがれます。

◇あまりのことにうなだれるパパ、
へたり込む粧裕ちゃん……。

◇昨夜の真相を語れる当事者が2人とも死んでしまったため、
舞台版のキラ事件は、客観的には、誰がキラだったのかがハッキリとは分からず、またうやむやにされたまま、謎を残して事件のみが解決するエンドになったっぽいです。

◇レクイエムが響きわたる中、喪服?を思わせる黒衣のミサがゆっくりと舞台2階中央に進み出ます。

◇そうしておそらくレムの砂(=たぶん、レムが死んだことを示すもの)を両手の隙間からさらさらとこぼし落としていく……というシーンで、終演です。

____________________________________


◇デスノ-卜の所有権を放棄すれば死神の記憶をも失う筈ですから、
ミサが砂になったレムの散骨をするように撒くエンドにも謎がのこります。

◇そう、のこったのは「謎」と「虚無」……。

◇デス3ュは観終わると毎回すげえ脱力します。
それまで全身かたまっていた緊張が一気に解けて、身体がふわふわするだよ……。

◇それほどの衝撃度あるます

◇あまりにも衝撃を受けすぎた初演終了直後の私の中のボ~ボボ:
『 (だが脚本 てめーはダメだ……) 』

◇あのね失礼を承知で偽りなく書きます。
私初演直後はほんと虚脱状態で、個人的にこの結末を受け容れる幅がありませんでした!

◇役者さん達も音楽も魅力の上でも最高だったけれど、ラストの展開だけはこれはあかんやろっていう焦燥のあまり能面のような表情になりました。
どうしようどうしようブログに何て書いたらいいんだろうこれってずっと頭ぐるぐるしてた/ (^o^)\YABEEE!!!

◇デス3ュの主人公はね月とLとリュークだったよ

◇むしろリュークだったよ

◇リュー君一人勝ちだったよ…

◇これじゃ暇を持て余した神の遊び…
大きい意味ではらいとさんも被害者になってまう……

◇私が主張するまでもなく、舞台版デス3ュの大テーマには「退屈」が据えられていたようですが、私は同時に、「残酷なこの世の仕組み」とか、「虚無」とかを感じました。

◇私はデス3ュから何を読み取れば良いのでしょう

◇まずデス3ュは直球ハッピーエンドではなかったよね!

◇それに「大団円」というにはシビアすぎたね!ね!

◇月とLはほぼ同時に死にはしましたが、これは相打ちとは言えんかったよね。
ざっくり言うとLをチートな力で嵌めて殺した月がリュー君に飽きられて殺されるっていう

◇弱肉強食…(震)

◇食物連鎖のような力関係の構図がハッキリしていました。

◇つまり、
死神 > チート人間(=デスノ-卜を持っている人間) > 人間

◇圧倒的力の前では、「エサ同士」の競り合いなど無意味…!

◇これがリアルだ

◇とかいうことならば、えーとデス3ュのあとあじとしては、
「絶対的強者の前では、弱者のあがきなど無力」

◇とかになってまわないか???
て思ったんやで……(OvO)

◇そもそもデスノに明るい結末とか前向きなメッセージとかを求めるのは無理ゲーってわかってたけどこれはあのそのあんまりじゃね\(^o^)/ ってなったです。

◇でもね初演でご一緒できたmineさんがとても前向きで、いや~いいと思う!Lも月も再現度すごいですし私はこの展開いいと思う!満足です!
と積極的な評価を沢山教えてくださって、徐々にオ……?と立ち直ってきました。

◇初デス3ュ結末の衝撃に耐え切れず虚無に支配された私の焦り実況を優しく聞いてくださったmineさんごめんなさいごめんなさい。

◇そしてmineさんほんとにほんとにありがとう。
一緒に観に行けて、とても救われました。
これは人様と語りたくなりますよねえええデス3ュ!!!

◇初演後数日経って、多少落ち着いて内容を反芻し、またよそさまのサイトやつぶやきなどから感想を拝読していくにつれて、私の中で心境が変化していきました。

◇まず私はリュー君とは正反対の死神・レムの存在を見逃していたよね。

◇ミサへの愛を知り、人に堕ちた神(レム)。

◇そして、月を愛さず人を踏むだけの神(リュー君)……。

◇だからこそ、人に堕ちて愛を知ってしまったレムが砂になるという対比があざやかなのでしょうねえ。

◇レムとリュークがことあるごとに白黒ペアで現れるのには意味があるのでしょうね。

◇最初、感情をもたないかにみえたレムは、最終的には自らの命を捨ててまでも、ちっぽけな「エサ」にすぎない人間・ミサの命を救いたくなったのです。

◇つまり、献身に自らの生の価値を見出すようになった……。

◇愛よね……。゚( ゚^∀^゚)゚。

◇ていうかね、無理やりでいいなら(!)、リュー君にだって「月愛」を感じられないこともないです!

◇リュー君がなんで客観的にはアガっていたあのL殺害後の場面で月さんを殺したかっていうと!

◇もうこれからは「一番面白いもの」は見られなくなるから、

◇つまりLを殺したあの瞬間が月の人生の頂点だから、

◇だからお前ももうここでしんどけっていうリュー君の身勝手に見えて結果的には思いやりみたいな、あと月⇔Lフォモに加担するみたいなそういうアレなのかっていう解釈だってあのそのできないことはないですね!

◇自分で名前を書いておきながら、なぜか月が死ぬ瞬間は背を向け彼の方をみないリュー君の姿……。

◇単に「視線をくれてやるほどの存在でもない」っていうことで、冷淡なだけかもしれません。

◇また、あれだけ絡んで一緒に「楽しいこと」をやった月さんには多少の情を感じていたからこそ、死の瞬間を見るに「忍びなく」、あえて突き放したようにだって読めます。

◇公式様は答えをくれませんので、真相は闇の中です。

◇ひとついえることは、「退屈の解消」を欲していたリュー君は、「ただ生きている」だけの状態が続くことには意味を見出さなかったのです。

◇自らにも、そして月くんに対してもね。

◇ということはリュー君は、今後「下がっていく」だけの状態、ノートに書いて死ぬのを待って、ノートに書いて死ぬのを待って……という、「退屈」に再び組み込まれてしまう前に、戦いの熱の中、勝利の絶頂の中で、月の生を永久に「とどめてあげた」ともいえます。
まあ自分で書いてても苦しいですけれども!

◇生まれてはじめて、自分を「本気にさせる(「ヤツの中へ」より)」ほどの力をもったLと対峙し、戦い抜くことで、心から生きている実感を得られる最高の瞬間を月に味あわせてくれてありがとう……(涙)

◇リュー君の、人間にはなかなか理解しにくい多少の(「思いやり」に近い?)「愛」を、私は私は感じたぞおおお!!!

◇デス3ュってすげえなあ

◇デス3ュには、レム⇔ミサとかリュ⇔月とか月⇔L(!)以外にも、さまざまな「愛」がでてきます。
パパの月(息子)に対する愛、ジェラスのミサへの愛、ミサの月への愛、粧裕の月(兄)への愛、日本捜査本部メンバーのそれぞれの家族に対する愛とかです。

◇あと、月の破滅的で悲劇的な、そしてLの確固たるようにみえて微小なゆらぎもみせる「自己愛」もあるよね!
(あとストーカーさんのミサに対する歪んだ愛とかもそういえばあったね!)

◇たとえば、ミサミサが繰り返し歌った「命の価値はどれだけ愛したかで決まるのよ」という言葉からは、愛を守るためなら命を賭けてもかまわないという、彼女の強い意志を感じます。
つまり、ミサミサが信じていた(ちょっとこわいほどの)「キラへの愛」を守ることが、彼女の生きる意味だったのです。

◇また、日本捜査本部のメンバーのように、
自らの命や立場等のリスクを賭しても守りたかった存在に対する「愛」も感じます。
彼らが守りたかったのは、まずそれぞれの家族、そして、ひいては社会の安全、善良な市民社会、健全な法治国家のかたちです。

◇日本捜査本部のメンバーは、キラ = 違法脱法を繰り返す独裁的な殺人者 にしかるべき制裁をくわえ、民主主義国家としてのあるべき姿を取り戻すため、命を賭けて立ち上がります。

◇まとめますと、彼らの選択は社会的使命を帯びています。
これらは、それぞれの「生きる意味」と明確にリンクするよね。

◇伊出さんだけは家族のために捜査本部を抜けるっていうのもイイ!
これだって、狭義の「愛」を守ろうとした結果ですし。泣けるだ……。゚(゚´ω`゚)゚。

◇デス3ュの日本捜査本部には、これまでのデスノで最も感情移入できたよぉ(涙)
ありがとうありがとうありがとう。

◇一方、粧裕ちゃんのように、何の打算も疑いもない、ピュアで一途な兄への敬愛、
そしてパパの息子に対する、やはり一心に誠実な「愛」のかたちもあります。

◇一見殺伐としているデス3ュの舞台に、実は咲き乱れていた「愛」の存在を今更感じたりしています。

◇なぜ皆が愛を守ろうとするのか

◇それは生きることと同義だからです。

◇ただ呼吸をしているだけではない、生の意義を求める人間と死神が織り成す愛の物語 = デス3ュ

◇脚本家の愛ヴァン・メンチェル氏がデス3ュパンフレットにのせられたメッセージ:
「私にとって『DEATHN0TE』は、なによりも愛の物語に思えます。
しかし、それは私たちが何度も目にしてきたロマンチックなラブ・ストーリーとは異なります」
という言葉に今パンチくらってますうううう!

◇訂正します:
「脚本も最高ですた!!!!!!!!」

◇兄さん生意気いってごめんなさいごめんなさい
(土下座)

◇各人の主張する、生きる上での価値観が交錯し、それぞれの愛が織り成すデスノ。
そして退屈から始まって、退屈が終わらせるデスノ!

◇デス3ュは確かに、原作とも映画版とも異なる、「感情を味わうデスノ」、
輝く「第7のデスノ-卜」でした!!!!!

____________________________________


◇メタな話をしますと、「Lが青、月が赤」というアニメ版デスノカラーをとりいれた2人のテニスラケットとかもとても嬉しかったです!

◇「Lが金、月が透明」っていう小畑神版のデスノイメージカラーも、どこかに採用されていたのかも!
他メディアデスノの影響を感じてもワクワクが止まらないデス3ュ!

◇小池Lさんは何度拝見しても相変わらずあり得ないほどのキュートさエロさ格好良さでたまらんかったです!!!

◇W月さんそれぞれの格好良さとあふれる色気、魅力も毎回溺れるほど堪能させていただきました!!!

◇あっちなみに舞台中央で倒れたままになっていた月さんLさんは閉演後、
一旦幕が下がることなく、突如起き上がります!

◇ほんとに死んじゃったんじゃないかと心配になるほど動かなかった2人が、
いきなり元気に立ち上がる姿が好きでした(笑)!

◇客席にいる私には分からなかったのですが、どうも何か合図というか、タイミングがあるようです。
毎回2人が同時に起き上がるところに心ときめきました♪♪

◇私が鑑賞した回のかきざわらいとさんのカーテンコールはあっさりめで、立ち上がるとフラフラになっており、疲れた表情が印象的でした。(憑依型)

◇さっきまで血と涙とよだれで壮絶だったうらいとさんは元気にガバッと起き上がり、いきなり満面の笑みを浮かべるところが印象的でした。(憑依型)

◇でもどっちの月さんも、各回髪が乱れてものすごいことになっていました(笑)。
あんなに苦しんだもんね……!

◇さっきまであんなことになっていたかきざわらいとさんとリュー君が、
閉演後そんなに間をおかずどなんで乾杯してたりとかほんと和みます。
トークイベントで明かされたという、W月さんの楽屋でのいたわり合いですとかおつかれー!とか、アンサンブルの皆さんの華やかな笑顔集合画像ですとか差し入れうまー!なつぶやきですとか、役者様方のついったにもほんと癒していただきました!

◇あと私は観ていないうらいとさんの東京楽カーテンコールで、通常はLと月がそれぞれ上手下手に分かれて退場されるところ、うらいとさんが小池Lさんの手を引き自分の側に連れて行ったという話、

◇翌日のやっぱり私は観ていないかきざわらいとさんデス3ュ千秋楽カーテンコールで、今度はかきざわらいとさんが小池Lさんを追いかけて行って、Lの側からはけて行ったという話、

◇そしてなんでか私は観ていない(血涙)、名5屋のうらいとさんデス3ュ大千秋楽カーテンコールで、最後の最後、小池Lさんの方がうらいとさんのことをチラチラ気にしていたというのに、結局うらいとさんが気が付かず終わってしまった、という話とか!!!
.;`Σ(´〃`*)

◇かきざわらいとさん千秋楽には小池LさんのオリジナルTシャツを着たうらいとさんが観客席で熱心に鑑賞されていたとか、名5屋ソワレ回にかきざわらいとさんが(東 京から!)駆け込み鑑賞され、熱い拍手を送りまくっていたとかの逸話にもああっあああ!!!
地球のみんなにありがとう!!!
きょうもお酒が美味しいです!!!!!

◇ところで、レムのノートとミサのノートはどうなったのかな?

◇リュー君のノートはリュー君がそのまま死神界に持ち帰ったとしても、
レムのノートと、ミサが持っていたジェラスのノートが残っているよね?

◇原作ではレムが死んだとき、レム自身のデスノ-卜は何ら変化せずその場に残っていました。

◇ジェラスのノートはミサがデスノ-卜の所有権を放棄したときにレムが回収したものとしますと、レムの死体のそばには2冊のノートがあるかもということに……

◇または、レムの死体に1冊、そしてどこかミサが隠した秘密の場所とかがあるなら、そこにもう1冊のデスノ-卜がある、ということになる???

◇えーとまとめますと、デス3ュの世界にはまだデスノ-卜が2冊は残っているんじゃないかしら。
間違ってたらおしえてえろい人。

◇レムが月に殺されても何の感慨もみせなかったリュー君が、最後、人間界にのこされた死んだ死神たち(すごい言葉です)のデスノ-卜を回収してから死神界に戻る律儀さを備えているとも見えませんし……。

◇おお…これって?

◇続編……続編の余地……!
(血涙)

____________________________________


とりとめのない絶叫感想は以上です。
思ったよりも長くなっちゃった。
鑑賞時の興奮を反芻しながらやれて、私はとてもとても楽しかったです!
乱文乱心どうぞご容赦ください……(震)
長々とお付き合いくださった方、誠にありがとうございました!

今後は、CD化(おめでとうございます!)に引き続き、デス3ュのDVD化が実現したらほんとにいいですよね。
DVDが出たら10セットは買って布教活動することを約束しますホりプ口様!
何なら20セットだって30セットだってヤりますおまかせください!
DVD化ご検討のほど是非宜しくお願い申し上げます!!!
そして、こちらは既に確約されたデス3ュ再演も今から心底楽しみです!!!生きる!!!!!

最後にもう一度、
デスノ-卜ミュージカルも最高のデスノ-卜でした!
デス3ュを実現してくださった皆様、分かち合ってくださった皆様に心から感謝を申し上げます。
デスノ-卜とDEATHN0TE THE MUS1CALに乾杯!!!!!!!!
 
 

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